Oasisのアルバム「Definitely Maybe」のレビュー

純正ブリティッシュ・ロック・バンド、Oasis(オアシス)のデビューアルバム。

ロックリスナーにとって、オアシスについては説明不要だろうが、ノエル、リアムのギャラガー兄弟を中心としたバンドである。

また、このアルバムのエピソード等も腐るほど語り継がれているようだが、何にしろ最高のロックアルバムということに変わりはない。

90年代、所謂ブリットポップ世代の代表格であり、ロック史で避けては通れない、ホンモノの名盤である。

傍若無人といわれるリアム(ノエルもか?)だが、冒頭#「Rock’n Roll Star」で、”今夜俺はロックンロールスターだ”と歌う姿は、歌詞そのままであり、堂々としている。

決してキーが高く、音域の幅が広いわけではないが、”ロックンロールの声”を持っており、スタジアムで歌うべくして生まれてきたのかと思うほどだ。

#「Shakermaker」はアルバムからの2ndシングルだが、ちょっとしたアンニュイ感があるのが良い。

#「Live Forever」は本アルバムの中で一番推したいトラックだ。個人的に好きな”刹那”がここにある。おかしなもので、ロックンロールのイメージにある生き様は、すぐ近くにある死、つまり隣り合わせの一連の事象とも思えるのだが、それとは対照的な内容で、生きていたいと歌っているようだ。一瞬一瞬を生きる欲求よりも、この先を少なからず見据えてしまうことから湧き出るような、生きていくんだという欲求に感じる。

#「Up In The Sky」はアップテンポのトラックだ。

#「Supersonic」はデビューシングルだが、本国チャートでは31位。以外にもデビュー初期の初期は華やかではなかったかもしれないが、後に及ぼす多大な影響を秘めていたからなのかもしれない。

アップテンポな#「Bring It On Down」、続く#「Cigarettes & Alcohol」、#「Digsy’s Dinners」の荒削り感が、当時のオーディエンスがどれだけ盛り上がったんだろうかと考えると、わくわくしてくる。

#「Slide Away」は逸品のトラックだ。以外にも歌詞の内容はラブソングのようだ。

#「Married With Children」は、ノエルが当時の恋人から言われた内容だそうだ。アルバムの中で唯一のアコースティック構成となっている。別れを告げているのか、しかしそれでもまた元に戻るといったこともうかがえる。でも、とりあえず帰らせてもらう。。。真に受けていい捉え方をしていいのかどうかわからないが、ユニークな情景を思い浮かべることもできる。
“あなたの音楽はうるさすぎる 眠れやしない”だそうだ(笑)

全体を通して退屈しないのがいい。

続くセカンドアルバムでは更なる高みへと達することになるが、これはこれで完璧じゃないところが完璧なのかもしれない、デビューアルバム。

このアルバム・曲の評価は?
  • 最高 (1)
  • 良い (0)
  • 普通 (0)
  • 微妙 (0)
  • 良くない (0)

※ タイトルとは関係ないイメージの場合があります。

この記事の投稿者

F.TKJ
洋楽専門

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です