Nine Inch Nailsのアルバム「Hesitation Marks」のレビュー

通産8作目となるNine Inch Nails(ナイン・インチ・ネイルズ)のアルバム。

インダストリアルロックというものが正直よくわからないが、最初に聴いたときの印象は”冷酷”だった。

硬質なサウンド同士がぶつかり合い、あまりにも冷たく感じ、中心人物のトレント・レズナーの思考やアクションに少し奇怪な気持ちを抱いていた。

ただ、インタビューやプロデュースにおける内容からして、一流のクリエイターであると思うようになってきた。

冷酷とは対極に存在しそうな”アクティブ”という印象が次第に強くなった。

一時期バンドの休止期間もあったが、すぐに音楽活動を再開した。

さて、そんなイケイケと言っても過言ではない状態で作られた今作は、アルバム通してのインダストリアルというわけではない。(という感じがする)

#1「The Eater Of Dreams」のイントロからはじまり、#2「Copy Of A」が混沌の序章のようにエレクトロビートを放出し、トレントが歌いだす。じわじわと強烈なビートにに昇華していく様がナイン・インチ・ネイルズのブレない部分だろう。

#3「Came Back Haunted」も同様に良曲だ。今作の1stカットシングルでもある。

#7「Everything」については、以外にもポップ気味なリズムがノリの良さを表現しているのではないかと思う。

そもそもインダストリアルが苦手な人にとっては、なかなかトレント・レズナーという奇才に興味を抱けないかもしれない。「インダストリアル + トレント・レズナーという人物 」のセットでいろいろと詮索すると、別角度での見え方や聞き方、感覚が得られるのではないだろうか。

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※ タイトルとは関係ないイメージの場合があります。

この記事の投稿者

F.TKJ
洋楽専門

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