Long-viewのアルバム「Mercury」レビュー

英国マンチェスター出身の4人組ロックバンド、Long-view(ロング・ビュー)。

シューゲイザーっぽい雰囲気のまま進んでいくのかと思いきや、単なる叙情派バンドとは一線を画す流れを汲むといった印象のあるデビューアルバム。

#1「Further」はじわじわと感情が上昇する。

メロディーが単純に美しいだけでなく、何かはらんでいるように感じる。そこがシューゲイザー、叙情派といった単語を引用する要因かもしれないが、アルバム全体を包み込む効果だろう。

コーラスワークも、こういった系統のバンドは、なかなか本心から良いと思えることは少ない。

しかし、ロング・ビューは美しいコーラスワークレベルは高いと素直に言える。

サウンド面、メロディー、そしてコーラス、一聴するだけでなく、何度も聴き帰すと次第に深みが増してゆく。
#2「Can’t Eplain」もすすめたい。

#4「When You Sleep」は叙情性という夢の反対側へ突き落とされるかのような、アルバムの中の唯一爆発力のあるトラックだ。

“君が眠るとき”に何か混沌とした状況が起こるのだろうか?

叙情性に潜む悲壮な刹那を感じる。

それとも、彼らが見てきた英国の空の移りゆく雲が所以なのだろうか。

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※ タイトルとは関係ないイメージの場合があります。

この記事の投稿者

F.TKJ
洋楽専門

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