幻想的な曲の世界観に込められた力強い決意。NICO Touches the Wallsの曲「夢1号」のレビュー

本当にいい曲というのは、初めて聴いた時から何かを感じるものです。久々にピンとくる曲に出会いました。

いい曲に出会ったからといって、体にいいことがあるわけでもないし、お金がもらえるわけでもない。それなのに、めちゃくちゃ嬉しい。この喜びは何にも代えがたいものがあります。

NICO Touches the Wallsの曲「夢1号」が素晴らしい。彼らの5枚目のフルアルバム「Shout to the Walls!」を聴いている中で出会ったのですが、一発で好きになりました。

COUNTDOWN JAPANが初聴

思えば、最初に聴いたのは2012年の年末に参加したCOUNTDOWN JAPAN 1213でした。個人的に4年ぶりのフェス参戦で、そのしょっぱなに見たバンドがNICO Touches the Walls(以下、NICO)です。

その時に知らない曲が聴こえてきて、美しいコーラスワークに鳥肌が立ったのを覚えています。その曲が夢1号です。

 

儚げで、幻想的

タイトルに夢という言葉が付いている通り、夢の中、非現実的な空間にいるような感覚になります。

NICOの曲といえば、正統派なギターロックの音を鳴らしています。その中にどこか人間臭さ・生々しい感情が混じっているのが、私の印象です。そんなイメージでNICOのことを見ていた私にとっては、衝撃的な曲となりました。

あぁ、なんて名曲を生み出してくれたんだ。本当に嬉しいよ。

歌詞に込められたメッセージの力強さ

この曲の歌詞は基本的に前編を通して、ふわふわとした感覚なのですが、1つだけ強烈なメッセージがあります。この部分だけは夢から醒めてるのでは?

理屈がまかり通らないことも この世界にはあるけど
僕が作ったこの壁を飛び越えていこう

NICO、いや、フロントマン光村のバンドとしての決意溢れるメッセージがこの曲の最大のハイライトです。

自分が困難に感じていることは、自分自身の固定概念で作り上げているのではないでしょうか。それに気付いて自分自身の壁を飛び越えていこうよ。と歌っているように聴こえます。そんな悩みさえも夢じゃないのか、夢であればいいよね、でもそう思えば乗り越えれるんじゃない?

いろんな捉え方ができる名フレーズだと思います。NICOの曲で一番好きなのは「PASSENGER」ですが、それも超えたのではないかと思うほど。

NICOの存在を知っているかどうかに関わらず、ぜひ聴いていただきたい1曲。

歌詞はこちら。

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※ タイトルとは関係ないイメージの場合があります。

この記事の投稿者

Hiroki
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いいアルバム、いい曲を世の中に広めたいと常に思考を巡らす。

90年代のJ-POPで音楽を聴くことが好きになる。
1組のアーティストの曲を徹底的に聴き倒したいタイプ。

好物は日本のロック。一時はライブやフェスにも頻繁に行っていた。
最も好きなバンドはACIDMAN。
最近はサカナクションがお気に入り。

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