Travisのアルバム「Singles」のレビュー

スコットランドはグラスゴー出身、代表的叙情派バンド、トラヴィスのシングル集(ベストアルバム)。

1~4枚目までのアルバムのシングルを網羅したバンド初のベストアルバムで、今作には新曲#「Walking In The Sun」が加えられている。
某自動車メーカーのCMに起用され、ふと耳にしたことも在る方がいるのではないだろうか。

新曲はもちろん、叙情派の代表格として鳴らしてきた音は、やはりトラヴィスというバンドをトラヴィスたる地位に決定付けていると確信した。

叙情派といっても、実はセカンド・アルバムからそのような形容や方向性を打ち出してきたこともあり、このシングル集では”やんちゃな”頃の彼らを聴くことができる。セカンド以降しか聴いていなければ、少しばかり驚くかもしれない。

叙情派の類は数あれど、このバンドの定位置感はハンパないだろう。

#「Sing」はサードアルバムの冒頭の曲だ。やさしさの琴線に触れながら高揚していくようなトラックで、ライヴでは合唱必須だ。

#「Flowers In The Window」は穏やかで陽だまりを感じる、恋人同士の風景画のようだ。

#「Turn」、#「The Distance」といったトラックも、トラヴィスの必聴トラックだ。

このアルバムはベスト盤であると同時に、本当に”シングル集”という表現が適切だろう。

ポップセンス、メロディセンスは卓越したスキルと感性を有している。 
だけどもそれは、驕らず、特別過ぎるわけでもなく。

いつもそばにある大切な存在―。

そう、このバンドは愛さずにいられないのだ。

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※ タイトルとは関係ないイメージの場合があります。

この記事の投稿者

F.TKJ
洋楽専門

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