RADWIMPSのアルバム「アルトコロニーの定理」のレビュー

Vo.野田洋次郎はシャウトしないロック歌手だな、とそう思っていた。
アルバム「アルトコロニーの定理」の中でたった1回だけだけどシャウトしていた。

5曲目の「七ノ歌」の3分30秒辺り。

アルバムを通して、シャウトしてたのはそこだけだった。

シャウトする事がロックなんだ、という固定概念をくつがえしてくれた、野田洋次郎。

野田の歌は、静かに魂を、言葉に込める。

そんな野田洋次郎がボ―カルを務めるRADWIMPSが2009年に発表した「アルトコロニーの定理」。

静かに始まる1曲目の「タユタ」に続き、対照的な2曲目の「おしゃかしゃま」はRADWIMPSの代表曲である。

言葉遊びのような、何を言っているのかわからないような、でも、言いたい事が痛いほどわかるような、けたはずれの名曲である。

ここでも野田は淡々とロックする。
ギターもベースもドラムも激しく流れてるのに。
歌詞に分析や説明はいらない。ただただ新鮮で斬新だ。

5曲目の「七ノ歌」、10曲目の「オ―ダ―メイド」が、アルバムの中でも印象を持つ。

「七ノ歌」の「お前がこの顔好きだって言ってくれるから
褒めてくれるから そこんとこはオトンとオカンに感謝です」

この歌詞に泣きそうになり、サビで泣きそうになる。

「オ―ダ―メイド」の美しいメロディーに、泣きそうになる。

泣きそうになるのは、決して激しいくない2曲だが、静寂の中にちゃんとした魂が存在しているからだろう。

野田洋次郎の歌声を引き立たてる他のメンバーの演奏力もかなりハのレベルだ。

少なくともこの「アルトコロニーの定理」というアルバムの中では、シャウトをしていない野田洋次郎。
その歌声には静かな魂がやどっている。

ロックだ。

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