Hard-Fiのアルバム「Stars Of CCTV」のレビュー

忘れ去られそうなくらいの遠くの場所で鳴っているようだ。

ただその音も叫びも日常のリアルなのだ。

これは英国の労働者階級でなければ出せない。

荒廃したタクシー会社の倉庫で録音された、ハード・ファイのデビューアルバム『Stars Of CCTV』

DIY精神に加え、ロックンロールにダブやスカ、ディスコのような要素を含め、”Disca(ディスカ)”などという単語も造られた。

やはり、労働者階級という立場的なもの(=アンセム)はウケがいいのだろう。そこからしか見ることのできない視点、理解できない感覚を歌にして、歌詞にして叫べばそれは相当なリアルになるだろう。

#1「Cash Machine」、#5「Hard To Beat」、#11「Stars Of CCTV」といったシングルカットされたトラックは各方面から絶賛された。

#2「Middle Eastern Holiday」のような少しハードコア寄りなトラックも人気が高い。

#7「Move On Now」は一転、しっとりとした感じでピアノをフィーチャーしている。

また、他の楽曲でところどころレゲエのようなリズム感覚もあるように思う。

過去こういった精神のバンド達が共通するようにスカやレゲエの要素を取り込むことが多いのはなぜだろうか。

反逆の精神?

体制への抵抗?

いや、何かスタイルを追求することがそもそも間違っているのかもしれない。

自身の信念を貫くことが、パンクという精神の真髄なのかもしれない。

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※ タイトルとは関係ないイメージの場合があります。

この記事の投稿者

F.TKJ
洋楽専門

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