10ccのアルバム「The Original Soundtrack」のレビュー

最初に述べておこう。このアルバムを買った理由は、名曲「I’m Not In Love」を聴きたいが為だ。本当にそれだけで、正直他のトラックについてはまったく眼中に無かった。

買ってからは、ずっと「I’m Not In Love」しか聴いていなかった。アルバムと言いつつも、それしか収録されていないんじゃないかというくらいに。

ふとあるとき、偶然アルバムのランダム再生でiTunesが10ccの「The Original Soundtrack」を選んだ。

ヘッドフォンを装着していたため、幾分か自分の耳が音の隅の方を取り上げる。#2「I’m Not In Love」の前に当然のことながら#1から始まるが、iTunesを最小化していたため誰の何の曲なのかわからなかった。そんな疑問を抱きつつも、「あぁ、いいなぁコレ」と思って、聞き続ける。

長い。

#1「パリの一夜」は8分にも及ぶ大曲だということが後々わかるが、#2「I’m Not In Love」が始まった瞬間に、10ccだったのか!と少し驚いてしまった。

このアルバムは、架空の映画のサウンドトラックとして作成された。

全体的にバラエティに富んでいる。ジャンル云々でなく、サウンド構成だ。激しくもあり、コミカルでもあり、可笑しく、悲しく、そして優しい。

「ゆすり」はこの年代なんだという音と歌だ。

「The Second Sitting For The Last Supper」のイントロや間奏はハードロックに通じるものもありつつ、メロディーを大切に扱っている。

「Brand New Day」「人生は野菜スープ」などもお気に入りだ。

このアルバムのコンセプトに合わせ、良い楽曲ではなく、良い”シーン”と表現したほうが適格だろうか。

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※ タイトルとは関係ないイメージの場合があります。

この記事の投稿者

F.TKJ
洋楽専門

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