Bob Dylanのアルバム「Hihgway 61 Revisited(追憶のハイウェイ61)」のレビュー

もはや説明不要のミュージシャン、ボブ・ディラン。

60年代のフォークのブームは彼の影響と言ってもよい。

しかし、本作の『Hihgway 61 Revisited(追憶のハイウェイ61)』は、彼がフォークのみならずエレクトリック・ギターを導入しはじめ、フォーク愛好家の中でも彼に対する賛否があった時期だ。

“フォークに対する裏切り”

そんな声も当時はあったようだ。

さて、半世紀近くの時間が経過したが、未だロック史における重要な作品である位置付けは不動であり、今後もそれは変わらないと断言する。

冒頭の「Like A Rolling Stone」は、タイトルの如く軽やかに転がるオルガンのメロディがあまりにも有名だ。全部で9曲収録されているが、この1曲目だけのためにアルバムを買っても損はないことが100%納得できる。6分におよぶこの楽曲は、ロック史の名曲として必ず1、2位を争う。

ならばその1曲だけのアルバムなのか?

もちろんそんなことはない。

2曲目「Tombstone Blues」ではフォークとロックの2セット的な考えよりも、フォークロックという新たな融合体として確立したナンバーだ。ディランの歌声とコード進行がひたすら突き進んでいく。

5曲目「Ballad Of A Thin Man(やせっぽちのバラッド)」は、メロディー、ディランの歌声が哀愁を漂わせる。

9曲目「Desolation Row(廃墟の町)」は11分もの大曲だ。邦題とはかけ離れ、アコースティックの音色が心地よい。

このアルバムを初めて聴くと、どうしても1曲目「Like A Rolling Stone」が突出してしまいがちだ。それだけかっこよすぎるのだから。
しかし、じっくりと最後まで付き合うことを勧めたい。そして再び1曲目から再生する。

だからこそ、「Like A Rolling Stone」で問いかけていると思えばいい。

How dose it feel?
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※ タイトルとは関係ないイメージの場合があります。

この記事の投稿者

F.TKJ
洋楽専門

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