The All-American Rejectsのアルバム「The All-American Rejects」のレビュー

“ガラクタ”・・・そう聞くと所詮ガラクタはガラクタなんだろうか。

いや、そうではないかもしれない。

たとえそれが全てのアメリカの”ガラクタ”であろうとも―。

アメリカ合衆国オクラホマ州のロックバンド、オール・アメリカン・リジェクツのデビューアルバム『オール・アメリカン・リジェクツ』。

バンド名の和訳をすると”全アメリカのガラクタ”となるが、決して寄せ集め程度のサウンドではない。むしろそういったイメージとは真逆で、瑞々しく、爽やかなメロディーラインを放っている。思春期という感情起伏が激しいアンバランスの中で、限定的にキラキラした時期とそうでない時期(=失恋含めた恋愛的なもの)の空気を真空パックにしたようなアルバムだ。

アルバムからの先行シングル「Swing,Swing」は非常にポップで馴染みやすいが、叫びたいときだってあったんだ、と思春期の頃なら誰でも体感していたことを代弁しているような曲でもある。

その他にシングルカットされた「The Last Song」「Time Stands Still」も良質なポップソングだが、全体を通しては似通った印象も否めないリスナーも多いだろう。
青春系のポップソングがちりばめられたアルバムはむしろそういったもので、逆に彼らの方がそれを理解したうえで開き直っているのではないかと思う。(故に自分たちのことを”ガラクタ”だと皮肉っているのだろうか。)

しかし、なんだかんだで本デビュー作はジワジワと売上を伸ばし、100万枚に到達している。「Swing,Swing」がシングルチャートに長く居座ったことも影響しているだろう。

そしてこの先、彼らは絶大な人気を誇る地位へと達していく。

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※ タイトルとは関係ないイメージの場合があります。

この記事の投稿者

F.TKJ
洋楽専門

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