Base Ball Bearのアルバム「新呼吸」のレビュー

変わったアルバムだ。
今までにないアルバムの流れと言ってもいいだろう。

Base Ball Bearの4.0thアルバムの「新呼吸」が想像以上にすごい。
感動すら覚えるほどの名盤だと思う。

個人的にBase Ball Bearのアルバムは新しいアルバムほどクオリティが高いと感じている。前回の「(WHAT IS THE) LOVE & POP?」もかなりの名盤だと思ったが、それをあっさりと超えてしまった。

新呼吸(初回生産限定盤)

何が変わっているのか

話を最初に戻そう。変わったアルバムと言ったのは、一般的なアルバムの流れとは一線を画しているからだ。

じっくりと聴き込むとわかるが、曲が進めば進むほどいい曲になっていく。だから一度聴き始めてしまうと、最後まで聴き終えないと満たされない、なんかしっくりこない感じになるのがこのアルバムの特徴だ。

最後の最後にアルバムタイトル曲の「新呼吸」を持ってくるのは反則!
全12曲のアルバムだが、全てはこの「新呼吸」に向かうためにあるような気がしてならない。

「スローモーションをもう一度」から世界が変わる

前半の4曲、特に3曲目「school zone」、4曲目「転校生」は今までのBase Ball Bearを聴いたことがあるなら、いかにもらしいと思うでしょう。私の中ではこの2曲はアルバムの世界観から少し外れているような気がした。

それはさておき。

5曲目の「スローモーションをもう一度」がすごい。ハイテンションだった4曲目の「転校生」が終わったあとの最初のギターの一音だけで一気にそれまで見えていた景色が変わる。夕方から夜、深夜へ。

「Tabibito In The Dark」のサビで心のつかえがとれる

聴き進めて、7曲目の「Tabibito In The Dark」この曲もすごい。
短い曲ながら、サビになると一気に展開が変わり、そこがアルバム全体の空気をも一気に変えている。この展開の変化が聴いててめちゃくちゃ気持ちいい。

8曲目、9曲目が割とポップな曲が並んでいることも無関係ではないはずだ。

孤独を歌い、クライマックスへ

10曲目の「kodoku no synthesizer」はきっとVo&Gtの小出君の本音だろう。
一度そこで気持ちを吐き出したあとのダンスチューン「yoakemae」ではじけ、クライマックスの「新呼吸」へ。

ここまでフルでイヤホンやヘッドホンでじっくりと聴いてみて欲しい。
きっと大きな感動を覚えるはずだ。 

再びファンになった

2ndアルバムが出て、その後のシングル曲にしっくりこず、もう聴くのをやめようと思った時期もあった。

私の印象として「(WHAT IS THE) LOVE & POP?」でもう一度振り向かされ、今回のアルバムで完全に引き寄せられた、ついていこうと決心させられた。

リアルタイムで聴かず2012年に聴いたけど、もっと早く聴いておけばと後悔。名盤!

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※ タイトルとは関係ないイメージの場合があります。

この記事の投稿者

Hiroki
このサイトの運営者。
いいアルバム、いい曲を世の中に広めたいと常に思考を巡らす。

90年代のJ-POPで音楽を聴くことが好きになる。
1組のアーティストの曲を徹底的に聴き倒したいタイプ。

好物は日本のロック。一時はライブやフェスにも頻繁に行っていた。
最も好きなバンドはACIDMAN。
最近はサカナクションがお気に入り。

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